フルFIRE

配偶者の稼ぐ力(インカム戦闘力)は?

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FIRE界隈では「高収入の独身が最強」という一節を見かけたことがあります。

確かにすべて自身の判断で完結できるため自由度や身軽さで言えば最強でしょうが、資産形成という意味では、金銭感覚が近い、目標意識が共有されているという条件を満たしている場合、いわゆるパワーカップルに代表される正社員共働きが、最強であると私は思っています(数千万円以上の常人離れした稼ぎの人は除き、あくまで一般的な収入の範囲で考えることとします。)。

正社員共働きのメリットで私の思いつく項目は以下のとおりです。

①単純に世帯年収が高くなる

500万円×2人で1,000万円になります。世帯年収1,000万円以上を1人で稼ぐより達成しやすいと感じます。最近では大企業を中心に賃上げが行われたりしていますが、それでもやはり1人で年収1,000万円以上はそれなりの難易度があると思われます。

②2人で生活すると1人当たりの生活費を抑えられる

2人で生活⇒家賃や食費が1人の時の2倍とはならないので経済的だと思います。

③税制を2人分フル活用できる(NISAもフル活用できる)

それぞれが基礎控除や各種税金の控除を利用できるため、同額を1人で稼ぐより手取りが多くなりやすいです。

④2人が厚生年金の加入者となる

老後に老齢厚生年金のダブル受給が可能です。万一どちらかが現役時に亡くなった場合も遺族厚生年金の対象となりうる等々、生活水準が崩れにくいタフさがあります。

⑤信用力が高い

ローンを利用する場合、銀行からの信用が高くなる傾向があります。

⑥お互いの安心感

どちらかが病気等になっても耐えられるという生活の安定は、思いのほか強い心の支えになると思います。

私が幸運にも40代半ばでフルFIREを達成できたのは、この正社員共働きだったことは間違いなく大きい要因だったと思っています。思い返せば、自身の結婚相手の条件として「正社員か現在正社員でなくとも正社員を目指している人」を外せない項目にしていたのがよかったのかもしれませんね。

実際の日常生活では大変な部分もあり、我が家では正社員共働きである以上、家事は「手伝う」ではなく、「私が〇〇を担当する」です。お互い企業で戦っているファイター同士なのですからその部分は対等ですね。私が仕事で疲れて21時頃に帰宅時に妻も帰っていない場合、「今から夕飯作らないと…」となります。同僚の専業主婦がいる家庭をちょっぴり羨ましく思ったこともありますが、世帯年収的にはその家庭の倍近い収入を得ているので私の収入を全力で投資に回せたことや、将来の年金の安心感等々を考えたら全く苦に感じませんでした。

現在の婚活市場では公務員や大企業正社員の女性の人気が高いという記事を見かけましたが、将来の安定を考えたら「さもありなん。」という印象です。おそらく各種FIREの成功率も金銭感覚が近く、目標意識が共有されていれば大いに上がることでしょう。

私がよく書いている「一般的な年収の範囲で将来的にフルFIRE以上の金融資産を築くこと」を2人以上世帯で目指すうえでは、「配偶者が稼ぐ力をもっているか?(私が勝手に令和の虎の某社長のおっしゃった『ビジネス戦闘力』をもじって稼ぐ力のことを『インカム戦闘力』と呼んでいます)」がとても重要で、この戦闘力が0だと片方の収入がその家庭の収入のすべてになってしまい、高収入の専門職や事業主等の例外を除いてかなり厳しくなると思います(しかも1人で高収入であればあるほど税金等のダメージが大きくなりやすいです)。

たとえ、配偶者が正社員等でなくても戦闘力0から脱却することがまずは第一歩かと…それに伴い家事分担の変更等々しんどい面もありますが、ここができるかできないかが目標達成の分かれ目なのかなと私は感じます。

配偶者のインカム戦闘力によって、以下のα倍の部分が大きく変動するためフルFIRE以上達成の確率が大幅に変わってくるように思います。

「節約×本業(昇給,昇任,年収アップの転職等)×投資等×α倍

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おとカピ
おとカピ
早期退職した経済的自由人
40代半ばでFIRE達成した超就職氷河期世代の男性(夫婦二人暮らし) ある時、一生働き続けることに違和感を覚え、経済的自立に向け行動開始 投資、節約等により十分生活できる資産(2億円以上+持家)を築き、フルFIRE達成 趣味(アニメ、ゲーム、スポーツ観戦、アウトドア、ライブ等々)や健康づくりを満喫中
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