三十五にして自立を志す
一度、芽生えた感情というものはなかなか消せないものです。私も多忙と噂される部署に異動後の当初は、
「同僚も頑張っているし、自分も頑張らなければいけない。」
「ここで脱落すれば仕事ができない人認定されてしまう。」
「苦しい状況を乗り越えてこそ成長や評価につながるはず。」
「日本ではどの職種も多忙で、自分だけが苦しいわけではない。」
…等々と自分自身に言い聞かせて、奮い立たせていました。
これらはある意味では間違っていないのでしょうが、相変わらずの超過勤務に精神的にも肉体的にも追いつめられていき、心の中は「仕事のために生きているわけじゃない!」という思いで埋め尽くされるようになっていきました。
「この仕事をこれから30年も続けていく自信がない!」
しかし、だからといって年齢は35歳になっており、給料も悪くはなかったので、安易な退職や転職はより厳しい事態になると考えました。
実際、私がまず考えたのは転職ですが、日本の正社員総合職はその所属する会社に最適化されているため、弁護士、医師等の独占業務がある国家資格や料理人等の経験や技術力がモノを言う職種と違ってやはりつぶしが効きにくいと思います。
しかも、働く場所を変えたところで、今よりさらにひどい超過勤務を強いられる可能性もゼロではありません。
そこで、下記の順で考えを深化させていき、まずはサラリーマンを続けながら株式投資をやってみるという結論に至りました。
①:そもそも働くということはなんだろう?
⇒第一にはお金を得るため(生活の安定)、自己成長、社会参加、他者理解・交流等々
「労働者は自分の時間を商品棚に陳列し、経営者に買ってもらっている。労働者である限り時間を売るぐらいしかお金を得る方法はない。」お金は自分が今まで考えていた以上に自分に制限をかけていることに気づきました。
②:この状況から脱却するために私はどのような行動をとるべきか?
⇒会社に頼らずにお金を得る方法を考え、実行する。極論を言えば、大金を所持していれば全く働かずに生活できます。
起業、専門スキル、クリエイターで成功or企業内出世
⇒明らかに凡人の私には極めて困難。
無理のない投資で成功⇒私でも可能かもしれない。
③:自分に合った具体的な方法とは?
⇒投資と言っても株式、債券、不動産等幅広い。
人からもたらされる投資案件⇒全く信用できない。詐欺事件の多さからこれは明白。
不動産⇒借入を伴うレバレッジを効かせる投資。初期費用が高すぎるうえに人が多く絡むので面倒が多そう。
債券⇒資産増加のスピードが遅い。むしろ資産を築いてから実行すべき手法かなと。
株式⇒公開市場で、不正は厳しく処罰。デイトレード等の短期売買?それとも長期目線の投資?
「最善の方法なんてわからない…だからどちらもやってみよう!」
