まさに僥倖!
高配当株・・・振り返ってみるとこの素晴らしい偶然の出会いが、その後の私の将来の大きな分岐点だったように思います。
私はFIRE達成後も投資を続けていますが、その投資の中心はずっと変わらず高配当株(日本、米国等)です。今後もよほどのことがない限り自分が持ち続けている高配当株を売り払うつもりはないので、長い付き合いになりそうです。まさかそんな未来が待っていようとは高配当株投資を始めたばかりの私は知る由もありません。
当時はスイングトレードがうまくいかなかったこともあり、高配当株投資について、かなり疑いながら慎重に開始することになりました。まずは、投資すべき高配当株の調査です。高配当株投資に関する情報をネットで集めて、自分なりに考えを整えていきました。
楽天証券にはスーパースクリーナーという機能があるのですが、種々の条件を設定していきます。配当利回りについては3%は欲しい、時価総額は日経平均株価構成の225銘柄ほどではなくともある程度の規模があること、極端に自己資本比率は低くないこと等々…高配当株投資に関する書籍に載っているような基本的な項目ですね。スーパースクリーナーでは抽出できなかったと思いますが、株主優待が魅力的かどうかも考慮していました。
このようにして抽出した銘柄をお気に入りに登録し、○円から□円までの間なら買ってもよいという目星をつけておいて、しばらくの間待っていました…しかし、こういう時に限って株価はなかなか下がってくれません。
「押し目待ちに押し目なし」
まさに格言通りでした!
そして、株価が下がらないまま時間が過ぎるとNISAは期間のリミット(当時は限度額100万円/年)があるため、焦りが出てきます。年末が近づき、もうおそらく押し目は来ないだろうからと思って焦って買ったら、買ったその後から下がりだしました。それはもう市場からあざ笑われているかのように…
「もうはまだなり、まだはもうなり」
またもや格言通りでした!!
下落相場等で投資した株の評価額がマイナスになると証券口座の資産合計欄にマイナス△円と表示されるようになります。それを眺めていると自分自身の心(天使と悪魔)が揺れ動きます。
天使「最初から思い通りにいくことの方が珍しいよ。持ち続けていたら配当金は振り込まれるし、市場はまた勢いを取り戻すはずさ。過去の相場だってそうだったじゃないか!」
悪魔「高配当株ならうまくいくとでも思ったのか?早期退職が夢だ?笑わせてくれる…お金を増やすつもりで減らしている時点でおまえは株式投資の才能ないよ。傷口が広がる前に撤退すべきだ!」
現在はyoutubeの動画等で≪下落時の握力の重要性≫を説くものが多くてとても羨ましい環境です。私もあの時にきっと誰かから下落時の握力の重要性を聞きたかったのだと思います。
悶々としながらも、売ってしまったら旧NISA口座は5年間復活しないので、下落は辛いですがそのまま保有し続けることにしました。
結果的には配当金が非課税でそのまま口座に振り込まれること、株主優待のパワーを見せつけられたこと…これらが思いのほか心の安定に寄与してくれたと感じています。
