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「人生100年時代」という言葉は文字通りの意味なのだろうか?

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「人生100年時代」

この言葉を聞くと自分も100歳まで生きられそうな錯覚に陥りそうになりますが、この言葉が世に出た時から私は直感的に疑わしいと思っていました。

なぜなら、自分の親族や友人や知り合いの親族で100歳を超えている人がほとんどいないからです。私の経験だけでは全く母数が足りないので、実際に厚生労働省の「令和6年簡易生命表の概況」を見ていきたいと思います。

平均寿命の年次推移

平成27年:男80.75歳、女86.99歳、令和2年:男81.56歳、女87.71歳、令和3年:男81.47歳、女87.57歳、令和4年:男81.05歳、女87.09歳、令和5年:男81.09歳、女87.14歳、令和6年:男81.09歳、女87.13歳

令和6(2024)年簡易生命表(男)【存命の人の割合】

60歳時点93.235%、65歳時点89.644%、70歳時点84.007%、75歳時点75.338%、80歳時点62.840%、85歳時点45.872%、90歳時点25.765%、95歳時点9.258%、100歳時点1.498%

令和6(2024)年簡易生命表(女)【存命の人の割合】

60歳時点96.025%、65歳時点94.364%、70歳時点91.883%、75歳時点87.882%、80歳時点81.184%、85歳時点69.454%、90歳時点50.168%、95歳時点25.646%、100歳時点6.541%

この統計を見てかなり驚いたのは、令和2年を境に男性も女性も平均寿命が横ばいもしくは少し短縮傾向なことです。コロナの影響も令和5年頃から落ち着きを取り戻してきた時期でしょうし、令和5年と令和6年比較でもほとんど延びていません。今まで平均寿命は延びていくもので、実際、平成27年の統計まではずっと延びているのですが、その前提で「人生100年時代」と言っているのでしょうか?

簡易生命表の方は、男性は年金が支給開始となる65歳時点で既に1割をわずかに上回るぐらいの人が亡くなっていることに驚かされます。また、男性は90歳まで存命な人は約4人に1人の割合なのに女性は約2人に1人、老人ホームに勤めていた知人から「入居者のうち超高齢者は女性ばかり」と聞いたことがありますが、実態にあった数字になっているように思います。

男性は100歳まで生きる人はわずか1.498%、女性でも6.541%しかありません。しかも平均寿命は令和2年から横ばいもしくは少し短縮傾向です。まあ、未来は誰にもわからないので寿命が劇的に延びるような画期的な遺伝子治療等が開発されたりする確率はゼロではありませんが…。

「本当に、人生が100年もある時代・・・なのか?」

この統計は生存しているかどうかを示しており、健康かどうかは不明というのも…。

「人生100年時代」は言葉通りの意味ではなく、想定外の長生きリスクという意味と捉える方が適切なのかもしれませんね。

今回、厚生労働省の統計を調べてみて人生の残り時間を再度考えさせられたのと同時に、やりたいことはやれるうちにやる!あまり先送りにしない!と改めて強く思いました。

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おとカピ
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早期退職した経済的自由人
40代半ばでFIRE達成した超就職氷河期世代の男性(夫婦二人暮らし) ある時、定年まで働き続けることに違和感を覚え、経済的自立に向け行動開始 投資、節約等により十分生活できる資産(2億円以上+持家)を築き、フルFIRE達成 趣味(アニメ、ゲーム、スポーツ観戦、アウトドア、ライブ等々)や健康づくりを満喫中
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